先生と教官室2〜新しい道〜








「……っせい!!」





ん?





「先生ってば!!」






「…い、お?」






目を開けると、そこは明るい教官室。




さっきのは…夢?





「大丈夫ですか?すごいうなされてましたよ?」




じゃあ目の前の彼女は本物の伊緒なんだよな?





「先生?また体調悪い?」




俺の…大切な人…。





「きゃっっ!!」





伊緒の腕を引っ張り、俺の上に覆い被さるように抱き締めた。










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