サンシャイン
男はテーブルに置いてあるパソコンに向かって喋り始めた。

「2016年、10月3日。先日、捕獲したデイシーカーに血清NO.4869を打ち込んだ所、僅かなから皮膚のが正常な色に回復。また呼吸も安定している。引き続き、治療にあたる」



男はパソコンにそう記録すると地下室から出て行った。


そのまま、寝室に上がり、ゆっくりと身体を休める。




ジージー…腕時計がなる。

朝の4時。


男は素早く、ベッドから飛び起き、シャワーを浴び、家にある穴という穴を塞いでいった。


そして息を潜めながらライフルを用意し、再びベッドに入る。


朝の7時。

家の外では叫び声と雄叫びが止むこともなく、響いている。


異形の生物であることは間違いなかった。
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