サンシャイン
政府は直ちに、街を隔離。

事態を収縮させようとした。


しかし、絶望が待っていた。

デイトナイトは紫外線に過敏に反応し、発症者の皮膚からウイルスを放出してしまっていた。


ウイルスは風に流され、世界中を周り、全世界で発症。


太陽が皮膚に当たり続ける限り、誰も防ぐことは出来なかった。


抗体もなく、免疫者も500万人程度であった。



そして間もなく、ありとあらゆる国が壊滅。

また免疫を持っている人間でも長時間、紫外線に当たると発症してしまう確率が90%以上だった。



発症しないだけであり、体内にはデイトナイトのウイルスが蓄積されており、紫外線に当たると発症してしまうからである。

生き残った人間は二度と太陽の光を浴びることなく、暗闇の中で生きていくしかなかった。

< 5 / 7 >

この作品をシェア

pagetop