―悲しみの先にあるもの―
家の前に着き、私はどうしていいかわからなかった。



「家、入んねぇの??」



「あっ入る…。じゃあ、また明日。」



「あぁ。」



ガチャン



「はぁ、私完璧挙動不審だったなぁ。」



でも、今日翼と喋れてよかった。



いつも、女の子達に囲まれてるからね。



翼はモテるから、私のことなんか、ただの幼馴染みとしか思ってないんだろうなぁ。



幼馴染みとも思ってなかったらどうしよう…。



あ〜変に考えるのはやめようっ。



そして、その日は疲れていたのかそのまま寝てしまった。



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