―悲しみの先にあるもの―
噂の二人
「ねぇねぇ美希、なんか廊下に人がいっぱいいるんだけど。」
「美香を見にきてるのよ。」
「いやいや、皆美希を見てるよ。」
「美香が可愛いからよ。」
「美希が可愛いからだって。」
「お前ら、何言い合ってんの??」
あっ翼。
さっきまで寝てたような。
「うるさくて、起きちまったんだけど。」
「あ、ごめん。」
「で、何言い合ってんの??」
「廊下にいる人が、皆美希を見てるんだよ。」
「いやいや、美香を見てるんだって。」
「お前ら二人ともだろ。」
「「え??」」
「だから、お前ら二人噂になってんの。美女二人組がいるって。」
「美香を見にきてるのよ。」
「いやいや、皆美希を見てるよ。」
「美香が可愛いからよ。」
「美希が可愛いからだって。」
「お前ら、何言い合ってんの??」
あっ翼。
さっきまで寝てたような。
「うるさくて、起きちまったんだけど。」
「あ、ごめん。」
「で、何言い合ってんの??」
「廊下にいる人が、皆美希を見てるんだよ。」
「いやいや、美香を見てるんだって。」
「お前ら二人ともだろ。」
「「え??」」
「だから、お前ら二人噂になってんの。美女二人組がいるって。」