―悲しみの先にあるもの―
あの後のことはあまり覚えていない。
気づいたら家にいた。
携帯には翼からの着信やメールでいっぱいだった。
しかし出る気にはなれず、心配しないでというメールを送って電源を切った。
その後も二人の抱きあっている姿が頭から離れず、また涙を流した。
気づいたら家にいた。
携帯には翼からの着信やメールでいっぱいだった。
しかし出る気にはなれず、心配しないでというメールを送って電源を切った。
その後も二人の抱きあっている姿が頭から離れず、また涙を流した。