ブルーワールド



俺は潜ろうとした



あのキラキラとした世界に行くために



俺は潜った。



でも何かがいつもとちがった



何がって…苦しい!!



口からも鼻からも耳からも
体中の穴という穴全てから
大量に水が流れ込んでくる!!



目が開けられない!



苦しいっ



息が出来ない!!



ボコッ



「げほっ、ゲホッ…ハァ、ハァ…な、なんだよ」



激しく咳込み、なんとか酸素を肺に取り込もうと、口をぱくぱくさせるはめになった



(どうしたんだよ…)



俺は自分自身に問い掛けたが、何度やっても結果は同じだった。



そしてわかったことは


< 28 / 44 >

この作品をシェア

pagetop