Rainy days never stay~心の傷痕~
「わかりました、約束します。
メールは1人のときに読みます。
だから、・・・陽樹さんも本当のこと教えて下さい、包み隠さず。」

彼の腕に力が入る。

「わかった、俺も正直に全部話すな。
俺からでいいか?」

私の中に少しだけ緊張が走る。

でも怖くない。

「・・・うん。」



そして、彼は静かに語りだした。




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