Rainy days never stay～心の傷痕～

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その日のお昼、小牧さんが私の部署に顔を出した。

「桜ちゃん、一緒にお昼食べない？？」

予期していなかった出来事に、私はビックリ。

小牧さんの方から声をかけてくれるなんて。

私はとっても嬉しかった。

「はい、喜んで。」

神田川先輩のマンションで話題に上がった会社近くのオムレツ屋さんに行く事にする。

小牧さんのお勧めでランチセットを一緒に頼んだ。

「ちゃんと神田川君、桜ちゃんに謝った？？」

「はい、今日の朝謝って下さいました。」

「そう、良かった。」

「私あんな神田川先輩初めて見ました。小牧さんてすごいです。」

「そう？ああ見えて彼とても傷つき易い人よ。」