祝福された堕天使達
誓いの輪
数日後…

会社からの帰り道、ふととある店の前で俺は足を止めた。

そこは小さなジュエリーショップだった。

俺が足を止めた理由になったのは、店先のウィンドウに飾られた指輪。

思えば俺のプロポーズはとても普通じゃない。

順番を間違えたあからさまに変なプロポーズだ。

その最たる理由はなんと言っても指輪だ。

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