祝福された堕天使達
「!?」

私は思わず飛び起きた。

唸っていたのだろうか、呼吸が乱れ荒く吐いた息は水分を含み冷やされ白く広がり、そして消えていった。

心臓が高鳴る。

夢の中で、私は渡辺さんに図星をつかれた。

曖昧な気持ち…その言葉が、私の胸を深く突き刺した。



私はまー君の事が好きだ。

それは嘘偽りの無い事実。

プロポーズされて本当は凄く嬉しかった。

でも…まー君は…。












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