愛しい人へ


この前までは想像もしてあなかったよ。


こんなにも好きな人が出来るなんて。。。



「じゃあ俺も・・・愛。」


急に呼んだから、顔が熱くなって、水かけたら沸騰しそうだった。



「明日から学校一緒に行こうな。」



と言い、左手をギュっとしてきた。


思ったよりも翔の手は大きくて、安らげた。


それから学校を2日も無断欠席した私は担任からの電話にうんざりしていた。
< 29 / 81 >

この作品をシェア

pagetop