愛しい人へ



やば。。。もぅ行かなきゃ。



ガチャ。



鍵を閉めたのを確認するとお父さんの会社に向かった。




・・・いつみても大きいな。



お父さんの会社のビルは本当に大きい。



昨日と同様受付のお姉さんが私に気付くと社長室まで案内をしに来る。






もぅ覚えてるんだけど。。。


そう思いながらも素直についていく。



ジー。



エレベーターの中は重たい空気で今にも潰されそう。


何か話題はと探していると既に最上階。



チーン。



「どうぞ。」


受付のお姉さんの指示通りに行き社長室の目の前。



フゥ。



深呼吸をしてドアをノックする。



コンコン。
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