彼女を溺愛する俺
リビングと玄関を繋ぐ廊下を歩きながら成をよぶ
「あっ真夏やっぱりはやーい(笑)」
「当たり前だよ」
隣なんだから。
「で?どうしたの?」
私は奏の卒業式のことを話した。
成は真剣に聞いてくれた
「そっかぁ。私はどうしたらいいの?」
ついて来てほしいけど、お互い臨月だし..私は大丈夫だけど.
いってみよかな??
「うん、あのね。一緒について来てほしいの!!」
手をパンっと合わせ目をギュッとつぶり成の返事をきく
やっぱりダメかなぁ…
妊婦があぶないよね。
ほんとに私は大丈夫だけど。
成、あまり体力ない子だし…(←失礼)
ん~~…どだろ~…
私の想定を越して
「うん。いいよ。」と言ってくれた。
私はケロッと返事をした成に呆気にとられた。