彼女を溺愛する俺
*命の誕生*
真夏side
はぁ~…
もうちょっとで赤ちゃんが生まれるかも…
不安になってきた。
予定日は明日だし…
そう…今日は…3月22日…
ぷるるるー……
あ…家の電話だ…
誰かなぁ?
「よいしょ!っと…」
あー…痛い痛ぁい(泣)
腰が…
電話電話!
「チッ!遠すぎ電話!!たくっ!」
痛いのに…
ピッ…
「はい…広田ですが。」
「あ~俺!おれ!」
はっ?間違い電話?俺俺…て…
「どなたですか?」
「だから俺俺だって…」
も~なんなの?
「私はオレオレ詐欺に付き合っている暇はありません。さようなら。」
「わぁ~!待て待て!!真夏!俺だよ神崎八代です!」
え?あ…神崎さん!?
あれから神崎さんとは友達として仲良くなっている。
携帯ではなく神崎さんには家電をおしえた。