彼女を溺愛する俺



頭…いかれてる…気持ち悪い



「あ…なに?赤ちゃん?へぇ♪君の兄弟?」


とベビーカーに乗ってるふたりを覗き込むもうひとりの男


触ろうとする。


「や!…やめてよ!!さわんなっっ!!」


自分でもびっくりするぐらいの大きな声がでた。


私の宝物。唯一の家族


価値のないナンパ野郎に触れたくなかった。


「私の唯一の家族よ!私の子供達なんだから!触るなら殴るわよ」


おもいっきし睨むと
男達はたじたじしだし



チッといって何処かに行った。


私の怒鳴りで起きていた二人を私はしゃがみギュッと抱きしめた。


無事でなによりだった。

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