彼女を溺愛する俺



でも、何もわかってない二人はベビーカーの中でキョトンとしている…

「…怒鳴り声で起きちゃったね…ごめんね。」


なんか気が抜けたぁ…


「よぉーし!帰ろうかな♪」


私は二人に「帰ろっか」とベビーカーの中を覗きこんで微笑んだ


さーて今日の夜ご飯何にしよかな?と思いながら入口がある反対側にベビーカーを引き向いた





顔をあげれば………










「…なんで……っ?」



思わず涙ぐむ



















そこには少し痩せた人物。
私の愛しいひと…
初めて愛したひと…
この子達の父親…………
























「…………っ奏…」


「……真夏」




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