彼女を溺愛する俺
*奏の両親*
私達はあれから凄いスピードで話が決まっていった。
また、奏と同棲していた高級マンションに一緒に住むことになり、
私のわがままで成達も同じマンションにしてもらい部屋も隣にしてもらった。
あの日の翌日から引っ越しは始まり...
荷物を全部運び終わって...今に至る。
「疲れた…」
「お疲れ大丈夫か?」
「うん♪大丈夫!それにしてもふたりともよく寝てるね」
「たしかに…寝るのすきだな」
と微かに微笑む奏。
カッコイイなぁ
まだ18なのに、色気がある…
私…つり合っているのかな?
これからも不安になりそうだ…
「真夏」
「なぁに?」
「また変なことかんがえているな?」
!?どうしてわかるの!?
「そんなことないよ…」
ついつい動揺してしまう。
「真夏はポーカーフェースじゃないからすぐわかる」
「え……そりゃあわかるよね…ポーカーフェースがよかったぁ」
本当に心から思うよ…
「で、なに考えていたんだ?」
「んー…なんにも~」