彼女を溺愛する俺
幸せの余韻に浸っていると
奏の携帯がなった。
「はい。…………は!?あ、おい!!」
いきなり大きな声を出した。
何だろ?電話が切れたみたいで悔しがってる…
「奏?どうしたの?大丈夫?」
「あぁ…大丈夫だけど…」
「?けど……?」
「親父に呼び出された。」
はい?親父??
って奏のお父さん??
「えぇー?私は…関係ないよね?」
苦笑いできくと
「関係大有り。行くぞ!」
「はい?えぇ?」
私の腕を掴まれて“着替えて来い”と言われ
私は流されるままに着替えにいった。
奏の両親に会うからシンプルにお気に入りの淡いピンクのワンピを来た
あの日から私はギャル化粧を薄くするようにした。
でも
やっぱりつけまやチークはぬかさない。
やっぱり綺麗でいたいから…。
妻として、女として、母として…。
最後に軽く髪を巻いてリビングに向かった。