彼女を溺愛する俺
私たちはいっきに最上階の会長室(奏の父)についた。
扉があってそこに奏が手をかけ私を誘導してくれる。
そして私は奏の親と対面する。
なんかはずかしくて俯き状態で入った。
「真夏です。よろしく..おね..えっ!?」
私は自己紹介をいいながら顔をあげて奏の両親をみた。
まさかだった。
なんでここに?
「ゆ、ゆゆゆ由歌葉さん!!!!?????と奏介さん!????」
うそ?やっぱり“奏介”さんって奏の父親……だったんだ。
卒業式…少し感じていた違和感は合っていたんだ。
「あ、あっら~真夏ちゃんじゃない~!久しぶりね~」
「え、真夏と母さん知り合いなわけ? 」
「こ、こんにちは!由歌葉さん!ご無沙汰してます。うん!奏、そうだょ」
「は?マジかよ。」
奏が驚いていて、その反対に冷静な奏の父、奏介さん。
「まぁ二人ともすわりなさい。」
と奏介さんがいう