彼女を溺愛する俺



このキスすきぃ~


「おい!奏!」


と怒鳴り声が聞こえて咄嗟に離れた。


両親の前ってことすっかり忘れていた。


すいません。


「はいはい」

しぶしぶ離れていく奏。


奏は
最初の頃より性格がかわってきた。

なんていうのかな、
なんか……甘えん坊…?
みたいな。

俺様も実は結構だよね。

うん。でも、どっちもすき


奏がすき


「ねぇねぇ。赤ちゃんの名前聞いていいかなぁ?」

由歌葉さんがわたしにきく。


「あ、はい!えーと私がだいているのが女の子の夏香で、奏がだいているのが男の子で奏牙です」



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