彼女を溺愛する俺
*八代の正体*
【奏side】
「真夏俺の仕事場にいくぞ。紹介したい奴がいる」
「紹介したい奴?」
「あぁ俺の秘書。多分今いるはず」
「うん♪わかった。行こ?」
「じゃあ俺ら社長室にいってくる」
俺がそういうと母さんが
微笑みながら
「いってらっしゃい」
という。
後ろで親父が早く行けといわんばかりに俺を睨んでいる
どうせ母さんといちゃつきたいだけだろ。
俺は真夏の背中を押しながら部屋をでた
「はぁ……次は子供作んじゃねぇよ。
俺含めて三人いるんだから」
と心でいったつもりが声に出てて真夏が俺に問う。
「何が三人なの?」
「は?」
「今“俺含めて三人いる”っていったじゃん」
マジか
声に出てた?
真夏はたしかしらねぇよな
今言うか。
「兄弟だよ」
「え?兄弟いたの??」
「そんなに驚くことか?」
俺はそういいながらエレベーターのボタンを押して来るのをまつ。
「そりゃあ驚くよ。知らなかったもん。」
「マジか。今度紹介する」
エレベーターがきて乗り、一回したの階をおした。
すぐに一回したの階についた。