彼女を溺愛する俺
隣では
慌ただしくして
「いえ…いいんです…!」
と、真夏は言う。
「ありがとう。広田さん」
校長は八(は)眉毛にして
お礼をいっていた。
真夏はニコッと笑った。
ホントに真夏は優しい奴だ
さすが俺の奥さん(笑)
と浮かれていたら校長が俺を呼んだ。
「会田くん!」
「はい」
「貴方は退学はしないの?」
はっ???
退学?あ…あぁ!!
「俺は…しません。親の会社を継ぐため卒業しなければならないんで……」
「うん、そうね。じゃあ広田さん?ホントに退学してもいいのね?」
「はい!!」
笑顔で返事をした。