彼女を溺愛する俺
【奏side】
眠れなかった
「おい、大丈夫か?」
「んなわけねぇだろ!」
朝だし!
昨日
真夏に連絡しないまま
高校の友達の家に転がりこんで寝てしまっていた。
ストレスだ、
俺は今あの女にいらついてる
雨宮 るいな
俺が社長の仕事を手伝っていたころ
あいつが俺の周りをうろちょろしだした
いみわかんねぇアピールしてくるし
まじでうざかった
親父に言っても令嬢だから無理とか
俺は真夏しか興味ねぇ!
あの女まじで
「きもちわりぃ!!」
俺は昨日の記憶がどうしても頭にチラついて
ムシャクシャする
俺は…真夏を裏切ったのか?
あのキスは…