彼女を溺愛する俺
「ぅ…ん…」
「ま、真夏?!」
「ん…そ…ぅ?」
真夏が目を覚まし目が合った瞬間
ガバッ体を勢いよくあげ俺を睨みつけるように
して真夏が言った
「出てって!!!」
「!?出て……?」
どうしたんだ?
「聞こえなかったの!?出てって!!」
はぁはぁと息を切らした
ダメだ!
「真夏どうした?おちつけ!今は叫んではダメだ!」
俺は真夏の頬を触ろうと手を伸ばすが…すぐに払いのけられた。
しまいには真夏は泣き出した
俺はどうすることも出来なくて、
近くにあったナースコールをならした
すぐに先生とナースが来た
先生は俺達を見て、
「少し出てってくれる?」
と俺に小声で言った。
俺は歯を食いしばり黙ってでた。
「真夏ごめん…」
胸が押し潰されそうなほど真夏に拒絶されたことで苦しくなった。