彼女を溺愛する俺



「涙が‥!?起きたのか!?」


私はゆっくり目を開いて上体を起こした。


「奏‥ごめんなさい!グス‥ウェン‥ごめっ‥‥きゃ‥!!」


奏に‥今、だきしめられてる?

あんなひどいことしたのに?


「真夏!ごめんな‥ごめんな」


「奏‥私もごめんなさい。」


私は奏の背中に手をギュッと回した


「なぁ‥真夏一つ謝らなければならないことがあるんだ、」


胸がチクっとした。それって‥‥


「キス‥‥のことかなぁ‥?」

そう口にしたとき奏は目を見開いた。


やっぱりそのことなんだ‥





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