シンデレラlogic
ポタッ
ん…?
冷た…
何かが当たった…
「…嘉…莉嘉っ!聞こえるかっ?…ねぇっ…莉嘉…っ…お願いだから…起きてくれよ…っ!なぁっ…」
誰かがあたしの手を握って…
泣いてる…
よね?
一体誰よ…
おにぃ!?
「お…おにぃ…あたし…」
なにが何だかわかんない…
「莉嘉ぁっっっっっっ!!」
おにぃはぱあっと顔を
明るくし、
あたしに軽く抱きついた。
かぁぁぁぁっ…
不覚にもあたしはドキッとした…
だって…
あんなおにぃがあたしのために泣いてくれてるのよ?
…嬉しいよ…
あっ、
てか…あたしなんで病院にいんの!?