私達ハ殺シ屋


來華「小さい頃・・・私と玲華、どちらかが売り飛ばされそうだった」

紅「え?」

來華「私たちは幼い頃から仲良くて・・・私は玲華がいれば何もいらなかった」

紅「・・・」

來華「でもお父様が私達を引き離そうとするから私たちは家を飛び出した。そのときあったのが今の私達の親代わりの人・・・」

紅「今の仕事の上司か・・・?」

來華「ええ・・・その人は何でも私達にしてくれた・・・だから私はここにいるの・・・」

紅「両親は・・・?」

來華「・・・死んだ・・・いや・・・殺した・・・」

紅「・・・」

來華「だから私には玲華と拾ってくれた人しかいらないの」

紅「・・・」

來華「でもね・・・少し彼方達も信じてみようと思う」

紅「え・・・?」

來華「少し・・・彼方達が暖かくみえるの」

紅「暖かく・・・?」

來華「うん・・・いわゆる光?」

紅「・・・光か・・・」

來華「ありがと・・・゛紅"」

紅「え・・・?」

來華「どうしたの?」

紅「今・・・紅って・・・」

來華「え?だってフルネームは嫌じゃなかった?」

紅「でもまさか・・・」

來華「じゃぁ冴条兄?」

紅「・・・紅で・・・」

來華「あはは」

初めてみた・・・來華が笑っているところを・・・





紅end
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