私達ハ殺シ屋
玲華side


紅「玲華・・・來華のあの・・・」

玲華「來ちゃんはね・・・殺気が半端ないの・・・」

茜「お前よりもか・・・?」

玲華「うん・・・來ちゃん一回殺気だけで人を殺しかけたの・・・」

唯「え?」

玲華「さっきの女子も呼吸困難だったでしょう?」

彗「えぇ・・・」

玲華「殺しかけた子の時は血だらけだったの・・・しかも返り血だらけ・・・」

一夜「そんな・・・」

玲華「そのとき私たちは殺し屋になったばかりだった・・・」

晴樹「殺し屋・・・?」

玲華「紅と茜はしってる・・・」

唯「それで殺しかけた年って・・・?」

玲華「7歳の時よ・・・」

「「「「「「7歳!!!?」」」」」」

玲華「知らない・・・?昔青毛と水色の双子の女の子の殺し屋・・・」

彗「名は忘れましたけど・・・たしかそんな噂ありましたね・・・」

玲華「それが私達・・・」

紅「でも今は漆黒の髪で・・・」

玲華「上の人が言ったのよ・・・」

晴樹「じゃぁ來華ちゃん・・・さっき・・・」

玲華「思い出しちゃったんだろうね・・・」

茜「・・・」

玲華「來ちゃんが怖いとおもうならもう関わらないで・・・」

一夜「え・・・?」

玲華「もちろん私にも・・・」

私は本気だった

もう來ちゃんにあの顔されてほしくない

あの寂しそうな光の宿ってない顔を・・・

あの月下美人みたいな顔・・・

美しいけどひかりがない・・・

そんな顔はもう二度とみたくない・・・

紅「誰がこわいといった・・・?」

玲華「え・・・?」

紅「俺は來華と一緒に学校生活を送りたい!!」

茜「俺も!!」

唯「もちろん玲華ちゃんとも!!」

一夜「俺もや!!」

晴樹「おれもだ」

彗「私もです」

皆・・・

玲華「ありがとう・・・」


玲華end
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