護ってくれるのは・・・

で、次の日。

「ふ~ん。そんな事があったんだ。」
昨日の一部始終を葉瑠に伝えた。
「そうなの。だから夜も全然ダメだった・・・。」

もう、ヤダ。
あんなの嫌いよ・・・。


「キャー!!劉様よ!!」
「ホントだ!!なんで~?!」
「カッコイイ~❤」


ん?空耳かな?
この年で老化か・・・。
いやだな~。


「雪華。現実逃避しないほうがいいわよ。実物は初めてだけど、なかなかカッコイイじゃない。羨ましい~❤」

何が『羨ましい~❤』よ。
あんなヤツ。
何にも羨ましくないわ。
こんな地味子と幼馴染ってばれてみ。



血祭り起こるの確実じゃん・・・。


ホントに最悪。
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