護ってくれるのは・・・


今日は授業中もずっと上の空・・・。

「会ってみたいなぁ・・・。」


ん?視線を感じるな・・・。


振り向くと斉藤魁斗が私を見ていた。


なんで私を見てんのよ!!!


そして放課後・・・。


ガラガラッ


「雪華ちゃーん!!迎えにきたよぉ。」


「キャー。劉様よ❤」
「あ、あのサインください///」
「私は握手してください。」


うわー。
逃げたい!
心の底から逃げたい!!


『じゃあ、逃げる?キャハハ。』

「えっ!!だ、誰?」


私の体は宙に浮かんでそのまま窓から外に出た。
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