護ってくれるのは・・・

「っていうか、なんで私についてるの?あんたは安倍清明の式神でしょ。」


『清明にたのまれたの。あんたが厄介事に巻き込まれるはずだからって。』


「何で巻き込まれるって分かるのよ。」

『あんた陰陽師なのに星見も出来ないの?ウケる。キャハハ。』


・・・星見って何??

『まさか!!星見知らないの・・・??』


私は首を縦に振る。


『ほんと最近の若いヤツは・・・。キャハ。』


いやいや。あんた見た目小学生だからね。


『星見っていうのは要するに占いのことよ。』


「へー。昔の人のやることじゃん。」


『うるさいわね。これが1番結果が正しく出るのよ。』




今度、おばあちゃんに聞いてみよう。


『ってことで、今日からあんたのことビシバシ鍛えていくからね。キャハ。』

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