護ってくれるのは・・・

ある日のこと・・・


「雪ちゃん、外に行こうよ!!」

「だめだよ。ばあ様がダメって言ってたじゃん。」

「だって、この家で遊ぶの飽きたんだもん。」


劉がこの家に預けられて1週間になろうとしていた。
劉の家に結界を張り劉自身にもお守り渡す予定であった。

その作業が1ヶ月かかるらしく・・・


この家から出てはいけないことになっていた。


それが幼い私達には理解が出来なかった。


これから何が起こるか知らずに・・・
< 39 / 72 >

この作品をシェア

pagetop