護ってくれるのは・・・
「役者・・・か。」
「雪華、その役者って誰なんだろうね。」
おっ!!劉にしてはまともな意見。
「確かにね・・・誰なのかな?」
「雪華と俺と・・・」
「清明さんかな?」
あと、萌奈ちゃんもかな?
「・・・あの、清明さんって?」
あれ?
前も説明しなかったっけ?
気のせいかな?
ま、いっか。
「清明さんってのは平安時代の大陰陽師でね・・・」
劉に分かりやすいように説明してあげた。
「へー。じゃ、現代の清明さんはどうやって探すの?」
「太陰に任せちゃおっかな?任せていい?」
『OK♪任せといて!!』
これで、役者は揃うかな?
「じゃ、劉は萌奈ちゃんを連れてきて。」
「よっしゃ。任せとけ!!」
あとは・・・
「1週間後に話を聞きに行きましょう。それまでに各自話をつけといて。」
「『ラジャー!!』」
クスッ。
本当に頼りになるんだから。
2人とも任せたわよ。