護ってくれるのは・・・

「なんで、イヤなんて言ったんだ?」

…………答えられない。

「こうしてる間にも被害は増えていくんだぞ。」

分かってる。


分かってるけど………


「まぁ、俺も過去に行くのは反対だからいいんだけどな。」



はぁ??!!


こいつ、いまなんて言った?!


『過去に行くのは反対』?!


じゃあ、怒んなや!!


「なんか不満か??」


「いや………。別に。」


「過去に行くと、歴史が変わってしまうかもしれない。 」

だから反対なんだ………


納得。


「それでだ。お前に手伝ってほしい。」

「私に??」

「そうだ。お前にしか出来ないことだ。」

私にしか出来ない……………か。

「ぜひ、やらせてください。」

< 50 / 72 >

この作品をシェア

pagetop