護ってくれるのは・・・
「なんで、イヤなんて言ったんだ?」
…………答えられない。
「こうしてる間にも被害は増えていくんだぞ。」
分かってる。
分かってるけど………
「まぁ、俺も過去に行くのは反対だからいいんだけどな。」
はぁ??!!
こいつ、いまなんて言った?!
『過去に行くのは反対』?!
じゃあ、怒んなや!!
「なんか不満か??」
「いや………。別に。」
「過去に行くと、歴史が変わってしまうかもしれない。 」
だから反対なんだ………
納得。
「それでだ。お前に手伝ってほしい。」
「私に??」
「そうだ。お前にしか出来ないことだ。」
私にしか出来ない……………か。
「ぜひ、やらせてください。」