ちぇりラボ
櫻の秘密②
「そーいやさ、」
「ん?」
密かに意志を固めていると、後ろから声がかかった。
「櫻さんってどこの研究室に配属届出したの?」
「ブッハ!!」
いかんいかん思わずフいてしまった。
「……北国蜥蜴の毒にでもヤられたのん?」
「いーやだいじょび……配属届だっけー」
そうそう、と違う班の宮古君が頷く。
研究室届……この前提出期限ギリギリに出したアレか。そーいゃぁ夕日に向かって走ってたっけー。
「うーんとねー」
だがすまぬ、宮古君よ。
「うーん……忘れちった!!てへっ」
あたしゃね、あたしの野望と来たるべき将来のためにこの実験の担当であり魔物化学のスペシャリストである桜助教授の研究室『桜研究室』に配属届を出したのだよ。
だけど時が来るまで誰にも言うわけにはいかないのさ。
だからあたしのきゃぴきゃぴ攻撃を受けるがいい!!この『きゃぴ』に似つかわしくない容姿から放たれる禍々しいオーラに悶えるがいいさぁ!!
「ん?」
密かに意志を固めていると、後ろから声がかかった。
「櫻さんってどこの研究室に配属届出したの?」
「ブッハ!!」
いかんいかん思わずフいてしまった。
「……北国蜥蜴の毒にでもヤられたのん?」
「いーやだいじょび……配属届だっけー」
そうそう、と違う班の宮古君が頷く。
研究室届……この前提出期限ギリギリに出したアレか。そーいゃぁ夕日に向かって走ってたっけー。
「うーんとねー」
だがすまぬ、宮古君よ。
「うーん……忘れちった!!てへっ」
あたしゃね、あたしの野望と来たるべき将来のためにこの実験の担当であり魔物化学のスペシャリストである桜助教授の研究室『桜研究室』に配属届を出したのだよ。
だけど時が来るまで誰にも言うわけにはいかないのさ。
だからあたしのきゃぴきゃぴ攻撃を受けるがいい!!この『きゃぴ』に似つかわしくない容姿から放たれる禍々しいオーラに悶えるがいいさぁ!!