[短編]サンタをワルがやってみた〜愛よ届け〜[クリラバ]
「まさかな…、記憶が残っているなんて…。去年の分の願い事が、『サンタクロースになって、去年の二人のサンタクロースを恋人同士にしてあげたい』…なんて。小学生のするお願いじゃないぞ。」

と、年輩のサンタクロースが言うと、子供のサンタクロースは、下界の山中達を見ながら、

「そうですか、総長…。頭にあった記憶は、消したかも知れませんが、ここの記憶は残ってました。」

と、胸を叩いた。
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