意地悪同期にさらわれました!


「あ…そうなの…。ふーん…、何だ、
……そっか」

…うっ…。
絶対、今、軽蔑したよな?

最悪だ、俺。

誰でもいい、みたいな言い方をして。

誰でもいい訳ない。
……お前だからなのに…。


しかも、ふーん、って!!
何か突っ込んで来いよ!
言い直しも出来ねぇよ!!


「あんたはきっと…寂しがり屋なのね。
たくさんの女の子と常に噂になるのも、きっと側に誰かがいないとダメだからなんだね。

誰か、本気で付き合えばいいのに…。

そしたら今日みたいな事にもならずに済んでるはずだけどね」




< 139 / 212 >

この作品をシェア

pagetop