意地悪同期にさらわれました!
「言う事聞け!!このバカ!!」
「な!何でよ!!離してよ!」
「危ないだろ」
「もう、大丈夫よ!
私に構わないで」
「ダメだ!!」
「離してよ、バカ!!」
「ああ!!もうっ!!」
突然、赤崎が掴んだ腕をグッと引き落として私をソファーに押し付けた。
そのままグッと強く唇を塞がれる。
「んん!!」
手足を動かして逃げ出そうとするけれど、彼の力の強さにびくともしない。
……やがて、私は抵抗するのを止めた。