意地悪同期にさらわれました!
動けずに固まる俺を他所に彼女はスッと座り直すと何事も無かったかの様にパソコンを打ち始めた。
……な、…何なんだよ、本当に。
相変わらずジッと見ている俺に気付いて彼女が再び俺に目を向ける。
「見・る・な!」
…うっ…。
別に…見たくて見てる訳じゃ…。
しかも、スタッカートで切られたよ。
……ムカムカ…。
……「何だよ、チャラナンパでときめいていたくせに。
あんなのに喜ぶなんて、男日照りの女ってマジで浅ましいよな。
俺はそんなお前が面白くて見物していただけだ」