意地悪同期にさらわれました!

一人赤くなってジタバタしてる私を他所に彼は余裕顔。

もうシャツを着てネクタイをしてる。


「あ、あんた、何でそんなに早起きなのよ?
だって昨日寝たのは…」

言いかけてハッとなる。
い、…いやだ、私…。

口をつぐんでモゴモゴしていると東吾が私のいるベッドにストンと座った。


「…昨日、寝たのは…何?」

顔がグッと近付いてくる。

「や、や…、あの…」

ぎゃー!!
何なのよ!
何を言わせたいの!?




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