意地悪同期にさらわれました!

「きゃはっ。また来た。面白~い。
全く、あんたの乱れた女性関係がよく分かるわ。

よぉし。乗ってきた。
片っ端から撃退してやる。
次は何キャラで行こうかなぁ」

野田が嬉々としながら呟く様に話す。

…撃退…って。
まあ…、まとめて精算してくれるのは、確かに有難いけれど。

「あ!いた、赤崎さん!!
さっき聞いたんですけど、野田さんと……」



――「さあ、第二ステージ、行くわよ」

小声で彼女が嬉しそうに呟く。


…マズイ。完全にゲームキャラになっちゃってるよ。





< 36 / 212 >

この作品をシェア

pagetop