意地悪同期にさらわれました!
「…全く…本気でアホだな、お前は」
「だぁって~、美味しいんだものー」
そう言って笑う野田の顎にソースがトローリ…。
「ぶっ!!…ほんと、子供みたいなヤツ。
ぷはははっ」
そう言って俺は手を伸ばすと、それをそっと手で拭った。
「……っ…?!」
俺の手が顎に触れると彼女はピクリと身体を揺らした。
「…なっ?…何だよ」
「…あんた、…また…キ……」
「しねえよ!!…もう、しない」
「……あ……そ…」
「俺はただ、お前の顎に付いたソースを取ってやろうかと…。
ただでさえブスなのに、そんなものを付けてたら悲惨で気の毒だろ」