飴〜A wonderful candy〜
午前10時バス停の前でミルは立っていた。

『ミル、おはよ』と声をかけてきたのは、幼なじみのソラだった。『待ったかな?』『ううん、待ってないよ、あたしも今ついたとこ』

ミルはソラの声を聞いただけでドキドキしていた。今日こそ、告白しなきゃ。
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