飴〜A wonderful candy〜
ソラが話している最中も、上の空だった。『ミル着いたよ』とソラが言った。
バスを降りて、目の前の大型複合施設に映画館が入っていた。

『ほら、いくよ』とソラが言って、二人は並んで歩いた。カップルに見えてるかな〜とミルが思っていたら『こっちだよ』と自然にソラの方から手を繋いできた。ミルは夢のようだった。
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