光の魔法を君に 【番外編】
部屋について貴方はすぐ去ろうとした。
ウシロスガタに投げかける
「貴方がどんなに突き放しても、貴方が違ういきもの、だとしても
私は、貴方が好きです。貴方という人が好きなんです。
だから、いつでも待ってます。」
貴方は私を見ずに、立ち止まった。
「___ごめん、ありがとう。」
いつもよりも、優しい声色で言った。
___謝罪と感謝の言葉を。
「・・・っま・・・ってます・・・ずっと・・・」
月明かり、優しく照らすけれどあたしは輝けない。
今だけは、今だけは、
泣かせて?
貴方の光の下で泣かせて。