光の魔法を君に 【番外編】
「どこ~・・・・」
半ば泣きべそをかきながら探しているあたし。
あれが見つからなかったら・・・
そう、考えるだけで涙が出てくる。
自分が無くしたのに・・・・。
とにかく!!人手がいる!!
「・・・コウ!!バク!ソク!ノウ!」
彼らを呼び出し捜索開始!!
「・・・なんやねん・・・。朝っぱらから・・・」
コウが文句タラタラでのろのろと探している。
ちょっとだけ罪悪感に苛まれながらも一喝。
「しょうがないでしょ!?母様からのネックレスなくしちゃったんだからぁ!!」
「・・・どこで無くしてん。」
呆れながらも探してくれるコウに感謝!!
「夢羽様、昨日まで身につけていたのですよね?」
「うん。着けてた。いっつも、寝るときも着けてるよ。」
そう、いつもいつも着けていた。流石にお風呂までは無理だけど・・・・。
でも、それ以外はいっつも身に着けていたのに・・・・。
「・・・誰かに、はずされた。とかは無いんですよね?」
ノウが探偵っぽく見えてきた・・・。