光の魔法を君に 【番外編】


私はギュッとジュハを抱き締めると命ずる。


「――戻れ。」


ふわり、と優しい風が吹いて抱き締めていたジュハは消える。
そして、背中に背負っていた荷物をもう一度背負い直して、




―――歩き出す。








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