王子様注意報【完】



「大切だから・・・


五人のことが大切で救いたい


それじゃダメなの?」


わたしは雅紀君を見つめた


「ダメだよ」


雅紀君はわたしの顔のすぐ近くに顔を近づけた


「それはあの五人にはその話のことはNGワード


絶対に言っちゃいけない


たとえ妃芽ちゃんでも・・・」


雅紀君はわたしの耳元でささやくように言った











「つぶされちゃうよ」





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