王子様注意報【完】
危険な女の子
ズコー
わたしはグラスの最後のコーヒーを吸い込んだ
「遅い・・・」
わたしは小さくつぶやいた
告白から早一週間チョイ
あの後クラスに戻るとなんかみんな祝福してくれて
わたしがあんな大声で告白したもんだからバレバレで
わたしはあり得ないくらい顔が真っ赤になった
四人もなんか喜んでくれて
二人が両想いなのを知っていたらしくて
早くくっつかないかじれったくみてたらしい
ちなみに雅紀君も気づいてたらしい